【サンムーン・シングル】脱出テテフ軸カバドリラティ【第四回CCSベスト4】

発寒厨(_cizayox)です。

今回は自身が主催した大会でもある第四回CCSでベスト4になったので構築を紹介する。今回のギミックは再戦が少ない大会において非常に強力であると自負している。
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ポケモン 特性 持ち物      
カバルドン 砂起こし さらさら岩 欠伸 怠ける 氷の牙 地震
ドリュウズ 砂かき 鋼Z 剣の舞 電磁浮遊 アイアンヘッド 地震
ラティアス 浮遊 ラティアスナイト 瞑想 身代わり 羽休め サイコショック
ゲンガー 呪われボディ ゲンガナイト 守る 道連れ 滅びの唄 シャドーボール
カプ・テテフ サイコメイカー 脱出ボタン 寝言 めざめるパワー(炎) ムーンフォース サイコキネシス
ミミッキュ 化けの皮 フェアリーZ 剣の舞 挑発 影打ち じゃれつく

結果

予選 チーム5-3個人6-2
決勝トーナメント 二回戦落ちベスト4

概要

サイクル中心の構築では被弾による運要素や相手の型に依存してしまい弱いと考えているので、ミミッキュで止まらない展開であるドリュウズに戻ってきた。
ギガイアスからの砂展開も強力であるのだが、動きが直線的で知識のある相手に対して立ち回りが安定しないのでカバルドンを採用。
この構築の肝である脱出ギミックは下記の記事から頂いたのだが、余りにも強力で予選決勝トーナメント合わせて10戦全てカバドリ選出をした。
d.hatena.ne.jp

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3ds.pokemon-gl.com



個別

カバルドン

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腕白 
215(252)-132-187(252)-79-93(4)-67@さらさら岩
欠伸 怠ける 氷の牙 地震


従来の起点作成型カバルドンでは理想的な展開であるステルスロック→欠伸をした場合に相手による砂ターン稼ぎが容易であり、ドリュウズをあまり活かせていないのではと考えラティアスと合わせて最低限のサイクルを回してドリュウズで〆るルートも用意した。このルートを選択する場合カバルドンを出来るだけ倒されずに二回砂を起こし、相手への削りを意識するためステルスロックが欲しいと感じる場面は無かった。砂ダメージは調整を崩すというより、調整出来ない火力を保証してくれる。

氷の牙の枠はバシャーモ入りのバトン構築に強くなれる吹き飛ばしと選択であるが、カバドリラティと選出した場合相手のボーマンダに対して薄くなってしまうことが懸念されたので今回は氷の牙を選択。

構築段階では特に意識していなかったが、カバルドンとドリュウズが並んでいるため砂ターンを消費してしまう怠けるの採用を切って強引な削りをされることも多く、欠伸+怠けるで相手を詰ませることも多々あった。

ドリュウズ

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意地っ張り 砂かき
185-252(252)-86(44)-63-85-135(212)@鋼Z
剣の舞 電磁浮遊 アイアンヘッド 地震

A1段階上昇zアイアンヘッド→171-150メガボーマンダ
108.7~128%(186~219)
同条件→195-156霊獣ランドロス
91.2~107.6%(178~210)乱数一発50%
A2段階上昇zアイアンヘッド→185-99リザードンY
100.5~118.3%
岩雪崩がなくとも先に砂展開をすることで後続のメガ進化前リザードンYをケア出来る。
同条件→204–123テッカグヤ
73.5~86.7%
鋼Zであることでテッカグヤにも対応可能。


砂下であれば環境にいるポケモンのほとんどに有利を取れ、相手の対応が非常に分かりやすく試合の展開が組み立てやすい。電磁浮遊があればメタグロス、ボーマンダ、霊獣ランドロス、ガブリアス、グライオンといったポケモンを一方的に起点に出来る上に、この構築に対しては相手からこれらを投げてくるので作業的に勝てる試合が多くなる。

所詮は一発芸の技である電磁浮遊だが、再戦が少ない大会では非常に有用に働き、ドリュウズの選出率が飛躍的に上がる要因にもなった。
Z技の登場により1ターンの隙で試合が決まる七世代において、1ターンを買うことが出来る電磁浮遊はほぼ必須のように思われる。

ラティアス

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臆病
185(236)-94-141(4)-161(4)-172(12)-178(252)@ラティアスナイト
瞑想 身代わり 羽休め サイコショック 

C174テッカグヤのエアスラッシュ→身代わり
93.4~113%(乱数一発75%)
c156までは身代わりが耐えるので、身代わりが壊された場合型の判別がしやすい。

c161カプ・レヒレのムーンフォース→D1段階上昇ラティアス
36.7~45.4% 対面からレヒレを起点に出来る。


カバルドンが相手のガルーラやボーマンダによって疲弊させられた場合、裏から出てくるバシャーモに対しての回答を用意する必要があったので耐久振りメガラティアスを使用。
相手のリザードン+カバルドンのような並びに対してはラティアスを初手に出し、相手のリザードンの型を判別してから行動する。天候パを使う上でリザードンは大きな障害であるのだが、HBカバルドン+身代わりメガラティアスにより処理が容易になっている。

Sラインを最速ガブリアス抜きまで抑えずに最速にしたのは、削っても明確なラインを他で作れるわけではないので事故を無くすため。

ゲンガー

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臆病
165(236)-63-102(12)-191(4)-116(4)-200(252)@ゲンガナイト
守る 道連れ 滅びの唄 シャドーボール

脱出ギミック+滅びゲンガーは無対策な相手に対してはそれだけで勝てるので採用。主にドリュウズが勝てないエアームド入りに出していくが、そうでなくても楽に勝てそうであれば選出する。

滅びの唄→守る→テテフに交代→守るで処理といった流れにすると滅びのターンにメガゲンガーが削られていても後続の先制技に縛られないので道連れを決めやすくなる。
この構築では相手のフェアリーをドリュウズの起点に出来るのでヘドロ爆弾を不採用に出来、一番強力な技構成で採用することが出来た。

www.evervolition.com

カプ・テテフ

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145-81-96(4)-182(252)-135-161(252)@脱出ボタン
寝言 めざめるパワー炎 ムーンフォース サイコキネシス

詳しい運用方法は本家の記事に書いてあるのだが、特に相手の初手キノガッサを恐れずにカバルドンを出せるのが非常に強力であり、胞子を打たれた場合は楽に勝てる試合となることが多かった。
テテフは特性によりエスパー技限定の拘り眼鏡+αを持っているのと同じなので、受動的なアイテムではあるが手ぶら以下になったとしても不便さは感じなかった。

ドリュウズが地面Zではなく鋼Zなので相手の耐久に振ったガルーラを数回の砂ダメージで落とせるかは非常に怪しく、耐えられてしまった場合に上から処理できるように臆病で採用した。耐久に振りゲッコウガの水Zを耐えるようにするかも悩んだが、Z使用後のドリュウズの地震+サイコキネシスでガルーラを処理しやすいように火力も落とせない。

ミミッキュ

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155(196)-143(156)-119(148)-63-126(4)-117(4)@フェアリーZ
剣の舞 挑発 影打ち じゃれつく

A197メガボーマンダの捨て身タックル→ミミッキュ
87~102.5%(乱数一発12.5%)

ここまでで重いギャラドスを後出しから処理できるように最後に採用した。ミミッキュ自体が軸にするほどの強さはないポケモンであるのでほぼ出さず、出した場合確実に仕事が出来るよう挑発を採用した。滅びゲンガーがいることにより呪いの必要性は薄く、挑発によりカバルドンを起点にすることが出来る。

選出

エアームド入りの受けループ以外ほぼ全てカバドリ+α選出を出来ると考えているので補完と出す順番だけを考える。
厳しい展開になってしまった場合はいかにしてアイアンヘッドで確率を引っ掛けられるか考え、リスクを負うべきタイミングを見極める。

総括

不確定要素が多い七世代において、上から殴ることでそれらを排除できる天候が一番有利に動きやすいことは個人的に間違いないのであるが、結果を残せた構築でも一発芸的要素が強いのが心残りである。
次回以降は「分かっていても止められない」をコンセプトに組み上げていきたい。