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【VGC2017】壁展開コケコライチュウ final【バトルロードグロリア ラストチャレンジ ベスト16】

こんにちは。ユラ(@yula0106)です。
先日行われたバトルロードグロリア ラストチャレンジ(https://www.brgloria.com/)において、私が作成した構築をびちょ氏(@bicho_5296)に使用してもらい、ベスト16という成績を収めることができました。
北陸オフから時間が短かったものの、練度自体は十分戦えるレベルまで持っていけていると感じており、リフレクターや光の壁といった技への考え方も併せて記載していこうと思います。


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※カビゴンの " おんがえし " がレンタルチームの仕様上 " すてみタックル " になっています。

結果

バトルロードグロリア ラストチャレンジ 予選スイスドローAグループ 6勝1敗
決勝トーナメント1回戦負け
ベスト16

概要

ラストチャレンジまで時間がないことから、構築のベース自体はすでにある程度できており、かなりの強さを誇っていた " リフレクターと光の壁 " に着目しました。
展開に成功してしまえば現時点で崩す手段が少ない、壁+カビゴン,壁+カプ・レヒレを戦略として用意し、選出段階で構成が分かりにくいカプ・コケコからの展開を想定して構築をスタートしています。
構築のベースとして使用した構築はびちょ氏が北陸オフで使用し、4位に入賞したものを使用しています。
d.hatena.ne.jp

QRレンタルチームのURLはこちら 
3ds.pokemon-gl.com
※カビゴンの " おんがえし " がレンタルチームの仕様上 " すてみタックル " になっています。

リフレクターと光の壁

この構築を語る上で欠かせない " リフレクター " と " 光の壁 " という技のメリットとデメリットについてや壁展開と相性の良いポケモンについて簡単に整理したいと思います。
多くの部分を以下の記事より引用させていただいています。
壁 - 涎垂れ流し


■壁展開のメリット

  • 効果時間が長い
  • 恩恵を受けられるポケモンの範囲が広い
  • 展開後の妨害が難しい

■壁展開のデメリット

  • 壁張り役の単体性能が大きく落ちる
  • 相手の行動試行回数が多くなる


■壁展開と相性の良いポケモン

①「弱点の少なさ」
単純なポケモン同士のぶつかり合いを

攻撃側 防御側
有利 抜群 半減
五分 等倍 等倍
不利 半減 抜群

と分けて考えたとき、壁により潰し関係を逆転させられるのは五分の相手だと考えられます。

したがって、等倍で撃ち合える相手の多いキャラ、すなわち弱点の少ないポケモンが壁展開と相性の良いと言えます。


②「積み技を有する」

  • 壁張り役はデメリットの項であったように多少苦手な相手の前でも行動することからダメージをある程度蓄積していまい、2度目の繰り出しなどが難しい
  • 本来の強い動きをせずに、リフレクターや光の壁といった行動をすることから単体性能を大きく落としている

といったことから他の3体には居座り・撃ち合い範囲を広げる必要性が出てきます。
行動回数を確保するという意味合いでも壁展開と積み技は自然と相性が良くなるでしょう。


③「カビゴン」と「カプ・レヒレ」
カビゴンとカプ・レヒレの2体は上記2つの項目を満たすポケモンとして非常にうってつけのポケモンでした。
元々この2体は撃ち合い性能が高い上に、弱点も少なく、居座り範囲を広げる優秀な積み技を有しています。

個別

カプ・コケコ

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自然の怒り/挑発/リフレクター/光の壁 @光の粘土
臆病 175-*-105-*-98-200
H236 D20 S252

  • 182ガブリアスの地震を最高乱数を切って耐え

この構築において非常に重要な役割を果たすポケモン。
現状カプ・コケコといえば攻めの役割を与えているプレイヤーが多く、その攻撃力を想定し、リスクをフォローする動きを相手に強要させることができます。
その上、高い素早さから安全にリフレクターや光の壁をすることができることから、さながらBW時代のラティオスを彷彿とさせる性能の高さを持っていると痛感しています。
努力値配分は先制できるかどうかが重要であることと、安全な壁展開のために素早さと耐久に割いています。
技構成は構築のコンセプトから " リフレクター " と " 光の壁 " は確定。
壁展開の妨害(どくどくや挑発や積み技)を封殺し、スムーズな死に出しに繋げることができる " 挑発 " まではスムーズに入ります。
残り1枠には、今回壁展開で合わせるポケモンの「カビゴン」と「カプ・レヒレ」には壁の長さと殴る性能が求められるため、攻撃技としてどんな相手にも等しくHPを半分削ることができる " 自然の怒り " を入れています。

ライチュウ

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10万ボルト/ボルトチェンジ/サイコショック/目覚めるパワー氷 @拘り眼鏡
控えめ 135-*-71-161-105-162
B4 C252 S252

カプ・コケコでの壁展開での障害となりうる雨ゴルダックやスカーフウツロイド、スカーフゲンガーなどに対応でき、水への打点を確保できる補完としての役割が大きいポケモン。
決定力に欠けるポケモンであるため、特攻に補正をかけ、補うための拘り眼鏡を持たせています。
メインウエポンとなる " 10万ボルト " 、壁の恩恵を受けられるキャラにスムーズに交代ができる " ボルトチェンジ " 、ウツロイドやゲンガー、ハリテヤマなどに強い打点として入る " サイコショック " 、数が多く積み速度の速い剣の舞を有するガブリアスへの処理ルートの1つとして " 目覚めるパワー氷 " で技が4つ埋まっています。
上をとって対策しようとしてくる相手に対して強さを持つポケモンではありますが、この枠に関してはまだ詰め切れてない部分もあり、もっと良い構成、良いポケモンがいる可能性はあります。

カプ・レヒレ

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濁流/ムーンフォース/瞑想/守る @ミズZ
控えめ 169-*-135-161-150-114

  • 1段階上昇Z濁流で177-136カプ・テテフ確定1発

前述通り壁展開から絶大な性能を誇るポケモン。
特性 " ミストメイカー " も壁展開の障害となるどくどくをはじめとした状態異常の対策にもなり、非常にマッチしたポケモンだと言えます。
カプ・レヒレの持つ最も強力な範囲技 " 濁流 " と最も強力な単体技 " ムーンフォース " 、そして壁展開で活躍させるための " 瞑想 " 、エースとして大切に扱いたいため " 守る "の4つがあまりにも綺麗に入ります。
配分に関しては先発でぶつかり合う機会も多いカプ・テテフを意識した配分に寄せています。
持ち物に関しては、後述のカビゴンやマッシブーンに対して出てきやすいウインディをはじめとした炎タイプを強く意識してミズZを持たせています。
濁流のウィークポイントとなる命中率やワイドガードをケアすることもでき、テッカグヤをはじめとする鋼タイプにも強い打点として期待のできる技になります。

ウインディ

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フレアドライブ/神速/バークアウト/守る @バンジの実
意地っ張り 173-176-101-*-102-140
H60 A236 B4 D12 S196

構築のエースであるカプ・レヒレとカビゴンがカミツルギに対して不利をとられてしまうことや、壁展開をより強固にする特性威嚇での相性の良さから採用に至ってます。
まずウインディを採用する上で考えなければならない配分の方針ですが、かなり攻撃面に寄せた構成になっています。
その理由としてはカプ・レヒレやカビゴンが決定力を発揮しだすのがやや遅く、少しでもその展開を早めるために攻めに寄せた形になっています。
そのため最大打点として期待のできる " フレアドライブ " を軸にし、体力がわずかに残った相手を縛る強力な先制技である " 神速 " 、ある程度長持ちしてもらわなければならない場面も多いことから " 守る " を採用し、持ち物には壁展開の恩恵で発動にも期待ができる体力を大きく回復できる木の実を持たせています。
残り1つの技ですが、 " バークアウト " も採用し、これまでの相手の決定力を削ぎ、後ろに繋ぐ動きも残しています。

マッシブーン

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馬鹿力/吸血/毒づき/冷凍パンチ @拘り鉢巻
意地っ張り 183-209-160-*-90-115
H4 A244 B4 D132 S124

  • 183-116ガブリアスを馬鹿力で確定1発
  • 212-96ベトベトンRを馬鹿力で確定1発

構築のコンセプトとなるカプ・コケコからの壁展開ですが、プテラ+ガブリアスの組み合わせを苦手としており、他にもカミツルギに強いポケモンや地面タイプの受け先が欲しいため活躍が見込めるマッシブーンを採用しました。
等倍で撃ち合える範囲も多く、本作で威力が格段に上昇した " 吸血 " もあり、壁展開との相性も良いです。
持ち物は拘り鉢巻を採用しており、積み技ほどではありませんが、拘り系アイテムも壁展開と十分相性が良いと言え、打ち逃げのスタイルをとれるマッシブーンに合ったアイテムだと感じています。
技構成に関しては、最大打点となる " 馬鹿力 " 、壁展開と相性の良い " 吸血 " 、フェアリーに対して打点が出せる " 毒づき "、仮想敵であるガブリアスに対してできるだけ多くの状況で処理が見込めるようにするために " 冷凍パンチ ”を採用しています。
基本的には壁展開で撃ち合いができる状況を確保し、馬鹿力で大きな負荷を相手にかけて味方の展開を早めるか、吸血での仁王立ちを目指す動きになります。
そのため努力値配分はガブリアスと対面した場合でも馬鹿力を選択しやすくするために攻撃に大きく割き、撃ち合える相手を増やすために素早さと特防に残りを割いています。
現環境では格闘技の通りを軽視した構築も多く、マッシブーンで鉢巻馬鹿力をしているだけでゲームが終わることもしばしばあります。

カビゴン

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恩返し/10万馬力/鈍い/リサイクル @イアの実
勇敢 252-154-112-*-141-31
H132 A76 B212 D88

  • 10万馬力で167-130ガラガラRを確定2発
  • 6段階上昇恩返しで192-156進化の輝石ポリゴン2確定1発
  • 178ウインディの鉢巻インファイト耐え
  • 147カプ・コケコの球エレキフィールド10万ボルト2耐え

壁下での絶対的なエースとして採用。
鈍いでの居座り範囲拡大、リサイクルでの強力な再生回復、壁展開との相性の良さと採用しない理由はないほどにマッチしています。
技構成は基本的な4つで、配分も基本的なものの中でも、滅びの歌を使用できるガラガラRを意識したものになっています。
非常に強力なポケモンではありますが、展開が遅く、最近ではこのポケモンに対するマークもきつく、カビゴンの性能に頼りきりにならないような選出をする機会も多いです。
※カビゴンの " おんがえし " がレンタルチームの仕様上画像では " すてみタックル " になっていますが本来は " おんがえし " で採用しています。

総括・雑感

  • カプ・コケコでの壁展開に非常にポテンシャルを感じたものの、まだ詰め切れていない部分も多く、それが結果に出てしまっている。
  • カプ・レヒレとカビゴンは壁展開との相性は良いが、展開が遅く、カプ・コケコの殴る性能も高くないため、BW期のラティハッサムローブシンのような強さは感じなかった。
  • 竜の舞や蝶の舞、素早さが高いポケモンでの剣の舞など、展開を早められる積み技を用意すべきなのかもしれない。

最後に、記事を読んでくださった皆さん、バトルロードグロリアに関わられた皆さん、お疲れ様でした。